サーキット走行用にメンテナンス&チューニングを施します
ウイングの角度の修正です。
GTでの経験を活かした。角度に設定します。
…が、ステーが足りません。
当初はスロット穴加工とナローボルトでクリアしようと思ったのですが…
調整範囲の事を考え…
ステーを作り直しに、しようと思い外そうと…外れません。
なぜか、苦労して取り付けた跡が有り外すと大変な作業が有りそうです。
今回は追加のプレート処理でクリアします。
後日、余裕が出来たら、ワンオフで製作します。
ウイングはこんな感じで角度を変更しました。
追加プレートはプリプレグのドライカーボンです。
ウイング角度を変更したのですが翼端板が…
ズっこけていて、格好が…悪いです。
造らせてもらえる事になりました。
フェンダー加工です。
車高も落としますし、ギリギリワイドのホイールセットにしたいので
形が変わらない所まで、全て切り落とします。
インナーフェンダーが合わなくなりますので切り落とします。
メインハーネスやフレームのリブが有りますので上側のみ残します。
フェンダーの凹んでいる所が干渉します。
バンプストロークは46mmです。
これ以上はフェンダーは削ればOKですが、インナーの取付ボルトが接触しますので
この辺が限界です。
ホイールのセンターを出すハブリングの加工です。
弊社では、とても大事な部品と思っております。
9ミリの物が装着されてましたが、ホイーールの掘込みが14ミリで
遊んでしまいます。
で、レイズさんにTE37用で頼んだのですが…
レイズさんでは重要視されていないのでしょうか?7ミリの物しか来ません。
ので2枚合わせて、余分な部分を追加工としました。
サスペンションセッティングです。
ひたすら、調整です。
リバウンドストロークを先に決めて車高を合わせます。
でも、希望の車高にならないと再びダンパーを取り出して、調整します。
組んでバラして…仮組して…下ろして…計って…上げて…組んでバラして…仮組して…
下ろして…計って…
一日以上、かかります。ほとんど2日
当然ですが、これだけの事をやるので、値は公開しません。
ま、上げればわかることですけど…

ちなみにスイフトのバネでは実現できない数値です。
アイバッハ、ベステックス系なら大丈夫です。

ドライバーによって、セッティングは変更になります。
今回は今までより曲がる方向にします。
で、リアのピストン位置は低めにしてみました。
理由は書きません。

今までの車両の状態からすると、
全体的にボヤーンとしていて、シャープ感が乏しく、出口もだらしない…
と言った所でしょうか
私の予定では、ハンドルの操作にビシビシ反応し、スルスルっと曲がる…が予定です。

車高が決まりましたので、アライメントです。

ride hight
Fr
Rr
今回
165
232
入庫時
180
248
ノーマル
185.3
249.9
(Fスポイラ部142→128mm)

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