5月1日はクラッシュ後のシェイクダウンでマイナートラブルがあったので修復後、最後の練習とします。当日はラジコンマガジンの取材も兼ねています。
翌日の2日からレースDAYに入る方も多いと思いますが、ドライバーのテンションをクールダウンさせたい為に、1日間の間を設けます。(これが功を奏しました)
タイヤを作る為に18秒台のラップの指示を出します。4本あるスポーツ走行の3本目に、事件は起こりました。T/Mのマウントブラケットが破損しエンジン&&T/Mが脱落したのです。おそらくクラッシュの衝撃が及んでいたと想定しています。損害はT/Mケースとドライブシャフト破損です。スペアはあるのですが、組まれてない状態だったので急遽、工場に組むように指示を出します。T/Mブラケットは日産の納期も間に合わないので、ゼッケン18番の方のお知り合いにお願いしました。部品が来るのが休養日としていた2日でしたのでT/Mとドライブシャフトを取りに帰り、翌日の2日に現場で交換します。前もっての走行と余裕をもったスケジュールに助けられました。もし2日に事件が起きたら復旧は難しかったと思います。予選Dayならタイムは出ずに当日決勝のコンソレにも間に合わず、敗退という事に…
5月3日、予選日
T/M交換後の走行テストはできてませんので、少々不安でしたが無事、走行をすることができました。
トップグループに付いていくように指示を出しましたが、混戦の中、リズムを取れずに離されてしまい、タイムアップが出来ませんでした。
それでも自力で17.0秒をたたき出して、B組の14番を獲得、全エントラントのちょうど中間ぐらいの位置を得ました。
一昨年の出場ができなかったり予選落ちの結果からみれば、まずまずの結果と言えるのではないでしょうか?
希望はもう少し上位でしたが、トラフィックを掴めずに失敗をしてしまったので仕方ありません。今後の課題とします。
5月4日、決勝日
抜群のスタート決めて、コマを進めます。1コーナーを上手く処理して、ポジションをキープしてセクター2に入ります。100Rで前集団からバンパーが目の前に飛んできて、避ける行為に隙が生まれたと勘違いされヘアピン入り口で後続車にリアホイールを当てられてしまいました。その為にスピンを喫し、最後尾になってしまいました。怒濤の追い上げも集団から離れてしまいスリップがもらえ無い事とぶつけられた為にアライメントに狂いが生じ、前グループに届かずにゴールになってしまいました。
決勝結果は残念でしたが、レース初挑戦のような状態を考えれば、次に繋がる良いステップになったと捕えます。
予選もちゃんとこなせれば総合で20番以内というのも不可能で無かった事とレース前のトラブルが続いた事や、決勝レースで回されなければと考えるとレースとは、うまくいかない物だと痛感しました。
ドライバーの内田は約1年の練習を経て、トップは遠いとは言え、しっかり中盤グループに存在し、一昨年の予選落ちのレベルには居ない事が確信できたと思います。
確実に成長していますので今後の成長に期待します。
応援していただいています皆様に感謝の意を表します。
|